夏に使える登山用キャップ!メッシュ生地でさらさら快適なモデルとは

夏場の登山やハイキングは日差しがきつい…
日差しをカットできて快適なキャップはないかな?

 

登山やハイキングでは、日中の長い時間日差しにさらされることになります。
紫外線に長時間あたると身体ダメージを受けてしまうので、帽子は必須アイテムです。

 

今回は、夏に使える登山用キャップについて解説していきたいと思います。
メッシュ生地でさらさら快適なキャップなどを紹介します。

 

帽子の4つの役割とは

帽子には「キャップ」、「ハット」、「ビーニー(ニット帽など)」の3種類があります。
そして、帽子に求められる役割は、大きく4つあります。

帽子の役割

 

△防暑性:頭や顔に直接日差しが当たらないように遮る役割、蒸れを解消する役割

△防寒性:特に積雪期や残雪期に、寒さから頭部を守る役割

△防水性:頭部が濡れないように、浸水を防ぐ役割

△ケガの防止:ケガなどから頭部を守る役割

 

帽子の種類によって、求められる役割が違ってきます。
キャップは、この4つの役割のうち、「防暑性」と「防水性」に優れています。

 

夏に、キャップに最も必要とされるのは「防暑性」

夏場はなんといっても日差しが強いので、最も必要とされるのは「防暑性」です。
「防暑性」をもう少し細かく見ていくと、次のような機能に分けられます。

 

日差しの遮断力が高い

日光を遮断するためには、ある程度の生地の厚み、ツバの長さが必要になります。
そして、UVカット機能があればなおいいでしょう。

 

吸水速乾性が高い

汗を吸い上げて、すぐに乾く能力です。
吸水速乾性性は、一般に自然由来の繊維よりも、化学繊維の方が高いといわれているので化学繊維のものがよいでしょう。

 

通気性が高い

蒸れを外に逃す能力です。
メッシュ生地が使用されているキャップであれば、より蒸れにくいのでおすすめです。

 

夏におすすめのキャップ

それでは、「防暑性」の高いキャップを3つ紹介していきましょう。

 

Arc’teryx(アークテリクス)「カルバスキャップ」

Arc'teryx Equipment

Light, comfortable performance cap for high-output activitie…

 

「「DWR (耐久撥水) 加工を施した軽量キャップ。暑い日のハードな山岳トレーニングで、日焼けを防ぎ、湿気を逃がします。
さまざまなコンディションでの山岳トレーニングに適したデザインのキャップ。日焼けを防ぎ、多少の雨は弾き、余計な蒸れを逃がしてくれます。本体素材のソコラ™ポリエステルは軽量で、通気性と透湿性に富んでいます。ポリデル™メッシュサイドパネルとスペーサーメッシュ™スウェットバンドで、快適さをレベルアップ、DWR (耐久撥水) 加工を施してあるため、小雨程度なら問題としません。調節可能なストレッチクロージャーストラップに素早く着脱できる薄型のバックルが付いていて、不快な締め付け感がなく、頭にしっかりフィットします。」」
引用:アークテリクス

 

後頭部のあたりがメッシュ生地になっていて、吸水速乾性や通気性はかなり高いです。
伸縮性のある生地なので、頭全体にフィットしてずれることもありません。
また、撥水機能も十分です。

 

SUNDAY AFTERNOONS(サンデーアフタヌーン)/サントリッパーキャップ

 

「サングラスロックとクラムシェルブリム付きで充実な機能が満載なテクニカルミリタリーキャップです」
引用:サンデーアフタヌーン

 

アウトドアでは有名な帽子メーカーのサンデーアフタヌーン。
サントリッパーキャップはその中でも主力製品なだけあって、機能が充実しています。
「UPF50+」、「ベンチレーション機能付」と防暑性は高いです。
また、「撥水防汚加工」もついていて、急な雨でも安心です。
さらにサングラスを取り付けられる「サングラスロック」がついているので、サングラスを落としたり無くしたりすることもありません。

 

finetrack(ファイントラック)/レイルオンキャップ

 

「登山などの山岳アウトドアアクティビティから日常生活まで幅広く活躍する高機能キャップです。パターンの見直しによるフィット感の改良、蒸れを逃がす大型ベンチレーションの配備、多少の雨を防げる撥水性や肌触りの良さなど、フィールドテストから得られる経験をもとにアップデートを重ね、より高い実用性を追求しています。」
引用:ファイントラック

 

 

汗処理性能に優れていて、ベンチレーション付きのため蒸れを軽減してくれます。
また、撥水性も持っています。
このキャップの面白いのは、「レイルオン®システム」という装備が備わっていて、後頭部に日よけのシールドを付けることができるところです。
私は頭の形があわなくて断念しましたが、非常に気になるキャップでした。

 

まとめ

今回は、夏に使える登山用キャップについて解説しました。
まとめに移ります。

 

・帽子に求められる役割は、「防暑性」、「防寒性」、「防水性」、「ケガの防止」。キャップは、「防暑性」と「防水性」に優れている。
・夏に、キャップに最も必要とされるのは「防暑性」。
・「防暑性」とは、日差しの遮断力が高く、吸水速乾性が高く、通気性が高いこと。
・夏におすすめの登山用キャップは、Arc’teryx(アークテリクス)の「カルバスキャップ」など。

 

キャップは、多くのメーカーが販売をしているアイテムなので、色々とみてまわるといいと思います。
デザインと機能性の両方で気に入るものが見つかるはずです。

最新情報をチェックしよう!