登山用レインウェアを買おうと思うけど、どんなウェアがあるんだろう?
そもそも、レインウェアによって機能性はどのくらい違うの?
登山やハイキングにおいて、レインウェアはもっとも重視されるアイテムと言っても過言ではありません。
それは、雨や風から身を守って、低体温症を防いでくれるからです。
低体温症は命に関わるものですが、レインウェアが1つあるだけで、そのリスクを大きく下げることができます。
だからと言って、登山やハイキングをやる人全員が、最も機能性の高いウェアを選ぶ必要はありません。
それぞれのシチュエーションによって、最適なモデルが販売されています。
今回は、11のシチュエーション別におすすめのレインウェアを紹介していきたいと思います。
- 1 シチュエーション別に求められる登山用レインウェアの機能
- 2 市販されているレインウェアの機能比較
- 3 ①「整備された里山トレイル」×「ゆったりハイク」におすすめのレインウェア
- 4 ②「樹林帯」×「ゆったりハイク」におすすめのレインウェア
- 5 ③「整備された里山トレイル」×「日帰り登山」におすすめのレインウェア
- 6 ④「樹林帯」×「日帰り登山」におすすめのレインウェア
- 7 ⑤「標高2000m以上」×「日帰り登山」におすすめのレインウェア
- 8 ⑥「整備された里山トレイル」×「ロングトレイル」におすすめのレインウェア
- 9 ⑦「樹林帯」×「ロングトレイル」におすすめのレインウェア
- 10 ⑧「標高2000m以上」×「ロングトレイル」におすすめのレインウェア
- 11 ⑨「整備された里山トレイル」×「トレラン」におすすめのレインウェア
- 12 ⑩「樹林帯」×「トレラン」におすすめのレインウェア
- 13 ⑪「標高2000m以上」×「トレラン」におすすめのレインウェア
- 14 まとめ
シチュエーション別に求められる登山用レインウェアの機能
まずは、レインウェアに求められる機能を「耐水圧」、「透湿性」、「防風性・耐久性」、「軽量・コンパクト性」、「動きやすさ」の5つにまとめました。
そして、それぞれ機能については、次のように評価しました。
※透湿性はA-1法、 B-1法、RET法の3つの試験法がある。
同じ製品でA-1法とB-1法を両方測ったものがあったので、それを参考にした(参考:山と道ホームページ)。
A-1法11280g/㎡/day = B-1法20000g/㎡/day
また、 B-1法とRET法を比較したサイトがあったので、そちらも参考にした(参考:やじり鳥)。
※生地の厚さは、表生地のみを対象とした。
次に、無雪期の登山・ハイキングを11のシチュエーションに分けてみました。
それぞれのシチュエーション別に、登山用レインウェアに求められる機能を一覧にまとめました。
市販されているレインウェアの機能比較
市販されているレインウェアのうち、「耐水圧」、「透湿性」、「防風性」、「軽量コンパクト性」、「動きやすさ」の5つの機能の情報がある程度そろっているものをピックアップしました。
各レインウェアのスペック一覧表は、こちらのPDFファイルをご覧ください。
上記の一覧表をもとに、各レインウェアのスペックをグラフ化してみます。
※グラフの数値が0となっているのは、情報がないためです。機能性がないという意味ではありません。
※数値からできるだけ客観的に評価をしていますが、各製品の正確な機能を評価したものではありません。おおよその目安とお考えください。
それでは、この中から、11のシチュエーション別におすすめのレインウェアを紹介していきます。
①「整備された里山トレイル」×「ゆったりハイク」におすすめのレインウェア
「整備された里山トレイル」×「ゆったりハイク」では、それほど高機能のウェアは必要ありません。
「耐水圧」と「透湿性」の2つについて、ある程度の機能を確保していれば大丈夫です。
おすすめのレインウェアは、モンベルの「レインハイカー」です。
製品名 | レインハイカー |
耐水圧 | 20,000mm以上 |
透湿性 | 8,000g/m²・24hrs(JIS L-1099B-1法)(参考値) |
素材 | ドライテック®2レイヤー [表:50デニール・ナイロン・リップストップ] |
生地の厚さ | 表:50デニール |
層 | 2 |
重さ | 260g |
サイズ | 8×8×14cm |
動きやすさ | 独自のカットパターン「K-Monoカット」 |
値段 | ¥7,200 +税 |
特記 | ― |
②「樹林帯」×「ゆったりハイク」におすすめのレインウェア
「樹林帯」×「ゆったりハイク」についても、「耐水圧」と「透湿性」の2つが最低限必要です。
また樹林帯では、枝などが服にひっかかったりする場面が現れてきます。
そのときあまりに生地が薄いと破れてしまうので、ある程度の耐久性が必要となります。
おすすめのレインウェアは、カリマーの「beaufort 3L jkt」です。
製品名 | beaufort 3L jkt |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿性 | 20,000g以上 |
素材 | weathertite |
生地の厚さ | 表:12D Nylon 100%, 中間層:7μmembrane(PU),
裏: 7D tricot polyester 100% |
層 | 3 |
重さ | 250g |
サイズ | ー |
動きやすさ | 腕上げのよいラグランスリーブ仕様 |
値段 | ¥28,600(税込) |
特記 | ― |
「beaufort 3L jkt」は、5つの機能に関してとてもバランスがいいレインウェアです。
「樹林帯」×「ゆったりハイク」以外のシチュエーションでも幅広く使えそうです。
また、デザインもシンプルで使い勝手は良さそうです。
③「整備された里山トレイル」×「日帰り登山」におすすめのレインウェア
「整備された里山トレイル」×「日帰り登山」は、ゆったりハイクより少し活動時間が長いので、「動きやすさ」を少しアップしました。
おすすめのレインウェアは、モンベルの「レイントレッカー」です。
製品名 | レイントレッカー |
耐水圧 | 20,000mm以上 |
透湿性 | 20,000g/m²・24hrs(JIS L-1099B-1法)(参考値) |
素材 | “ドライテック®3レイヤー
[表:20デニール・ナイロン・リップストップ]
裏地:ドライ・ライニング・テクノロジー[ポリエステル]” |
生地の厚さ | 表:20デニール |
層 | 3 |
重さ | 255g |
サイズ | 8×8×15cm |
動きやすさ | 独自のカットパターン「K-Monoカット」 |
値段 | ¥10,800 +税 |
特記 | ― |
「レイントレッカー」は、高い耐水圧と透湿性をもっているのですが、値段は¥10,800と比較的安いので、かなりコスパはいいと思います。
④「樹林帯」×「日帰り登山」におすすめのレインウェア
「樹林帯」×「日帰り登山」は、木や岩に服をひっかける場合があるので「耐久性」をアップさせました。
また登り下りで身体を大きく動かすことになるので、「動きやすさ」をアップさせました。
おすすめのレインウェアは、ファイントラックの「エバーブレスレグン」です。
製品名 | エバーブレスレグン |
耐水圧 | 20,000mm以上 |
透湿性 | 6,000g/m2・24hr(A-1法) |
素材 | 表:30デニールストレッチナイロンリップ、裏:3Dドット、中間層:エバーブレスコーティング |
生地の厚さ | 表:30デニール |
層 | 2.5 |
重さ | 240g |
サイズ | ― |
動きやすさ | ヨコストレッチ124% |
値段 | ¥ 19,800 税込 |
特記 | ― |
「エバーブレスフォトン」の最大の特徴はストレッチ性で、ヨコストレッチ124%まで伸びます。このストレッチのおかげでストレスなく足を動かすことができます。
また、独自の防水透湿素材「エバーブレス®3D」を採用していて、新品時の防水性・透湿性が長く保たれること、雨などで濡れても高い透湿性を維持することが特徴です。(透湿性は低い数値が出ていますが、これは一般的なB-1法とは別のA-1法を採用しており、A-1法の方が数値が低く出る傾向にあるためです。)
雨の中でも快適に歩くことができそうな一着です。
⑤「標高2000m以上」×「日帰り登山」におすすめのレインウェア
「標高2000m以上」×「日帰り登山」は、標高2000m以上ということで気象条件が厳しくなります。
標高2000m以上の遮るものがない稜線ではかなり強い雨風にさらされることもあるので、「耐水圧」、「防風性・耐久性」がしっかりとしたものを選ぶ必要があります。
おすすめのレインウェアは、3つあります。
まずは、ミレーの「ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット」です。
製品名 | ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿性 | 50,000g/㎡/24h |
素材 | DRYEDGE™ TYPHON 50000 |
生地の厚さ | 裏地:15デニール |
層 | 3 |
重さ | 304g |
サイズ | ― |
動きやすさ | ・ストレッチ性
・しなやかな着心地 ・動きやすさを追求したエルゴノミックフィット |
値段 | ¥ 28,600 税込 |
ミレーの「ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット」の特徴としてまず挙げられるのは「透湿性」で、独自の素材を使い50,000g/㎡/24hに達しています。
次に「動きやすさ」。
ストレッチ性を持ち、人間工学的にフィットする設計がなされています。
一言で言えば、「蒸れずに動きやすい」ということになるので、レインウェアとしては最大の強みを持っていると言えます。
一方で、重さは300gを超えているので、少し重いと感じる人もいるでしょう。
2つ目のおすすめは、モンベルの「レインダンサー」。
製品名 | レインダンサー |
耐水圧 | 50,000mm以上 |
透湿性 | 25,000g/m²・24hrs(JIS L-1099B-1法)(参考値) |
素材 | ゴアテックス ファブリクス3レイヤー [表:50デニール・ナイロン・リップストップ] |
生地の厚さ | 表:50デニール |
層 | 3 |
重さ | 335g |
サイズ | 8×8×17cm |
動きやすさ | 独自のカットパターン「K-Monoカット」 |
値段 | ¥16,800 +税 |
特記 | ― |
モンベルの「レインダンサー」は、ゴアテックスを使用していて、耐水圧50,000mm・透湿性25,000g/m²・24hrs(JIS L-1099B-1法)というかなり高い性能をもっています。
それが¥16,800 +税なので、かなりコスパは高いと言えます。
一方で、重さは335gあり、必ずしも軽量とは言い難いです。
3つ目のおすすめのレインウェアは、ファイントラックの「エバーブレスフォトン」です。
製品名 | エバーブレスフォトン |
耐水圧 | 20,000mm以上 |
透湿性 | 10,000g/m2・24hr(A-1法) |
素材 | 表:15dストレッチナイロンダブルリップ、裏:15dナイロンニット、中間層:エバーブレスメンブレン |
生地の厚さ | “表:15デニール 裏:15デニール” |
層 | 3 |
重さ | 280g |
サイズ | ― |
動きやすさ | ヨコストレッチ130% |
値段 | ¥25,300税込 |
特記 | ・新開発の防水透湿素材「エバーブレス®」を採用
・新品時の防水性・透湿性が長く保たれる。 ・雨などで濡れても高い透湿性を維持。 |
さきほど紹介した「エバーブレスレグン」と同系統の商品ですが、エバーブレスフォトンの方が透湿性やストレッチ性が高く、少ししっかりとした作りになっています。
⑥「整備された里山トレイル」×「ロングトレイル」におすすめのレインウェア
「ロングトレイル」は、どうしても荷物が重くなるのでレインウェアにかかる圧力が大きくなるので耐水圧は大きい方がいいでしょう。
また、1日の活動量も多いので、「透湿性」と「動きやすさ」もアップしました。
さらに、荷物をなるべく軽くして軽量化を図りたいので「軽量・コンパクト性」も重視しています。
おすすめのレインウェアは、山と道の「UL Rain Jacket PU Shinsui」です。
製品名 | UL Rain Jacket PU Shinsui |
耐水圧 | 20000mm(メーカー公表値) |
透湿性 | JIS L 1099 B-1 20000g/㎡/day(メーカー公表値) |
素材 | Pertex® Shield Pro |
生地の厚さ | “表地:10d/10f x 10d/10f+30d, ripstop
裏地:7d トリコット” |
層 | 3 |
重さ | 140g(Size M) |
サイズ | ― |
動きやすさ | ゆとりあるフィット
ストレッチ性 |
値段 | ¥33,000 |
特記 | ― |
山と道の「UL Rain Jacket PU Shinsui」の特徴は、なんと言ってもその軽さ。
レインウェアにもかかわらず、わずか140gしかありません。
しかも十分な耐水圧と透湿性をもち、動きやすさも申し分ありません。
山と道はロングトレイルなどで用いられる服や道具をつくっているメーカーなので、このシチュエーションにぴったりくるわけですね。
⑦「樹林帯」×「ロングトレイル」におすすめのレインウェア
⑦「樹林帯」×「ロングトレイル」の項については、⑥「整備された里山トレイル」×「ロングトレイル」と求められるスペックを同等としました。
おすすめのレインウェアは同様に、山と道の「UL Rain Jacket PU Shinsui」です。
⑧「標高2000m以上」×「ロングトレイル」におすすめのレインウェア
「標高2000m以上」では強い雨風にさらされることもあるので、⑥⑦と比べて「防風性・耐久性」を少しアップさせました。
おすすめのレインウェアは、モンベルの「ストームクルーザー」です。
製品名 | ストームクルーザー |
耐水圧 | 50,000mm以上 |
透湿性 | 35,000g/m²・24hrs(JIS L-1099B-1法)(参考値) |
素材 | ゴアテックス ファブリクス3レイヤー[表:20デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ] |
生地の厚さ | 表:20デニール |
層 | 3 |
重さ | 254g |
サイズ | 7.5×7.5×15cm |
動きやすさ | 独自のカットパターン「K-Monoカット」 |
値段 | ¥20,800 +税 |
特記 | しなやかな着心地を生み出すGORE® C-ニット™バッカーテクノロジー |
これは私も実際に着ていますが、かなりバランスがよく優秀なウェアだと思います。
「ストームクルーザー」という名前がついているだけあって、耐水圧は50,000mm以上とかなり高く、透湿性も申し分ありません。
生地も適度な厚みで安心感があります。
また値段も同等の機能をもつウェアを比較して安いです。
重さが200gくらいまで落とせれば、ロングトレイルにかなり使いやすいモデルになりそうです。
⑨「整備された里山トレイル」×「トレラン」におすすめのレインウェア
「トレラン」は活動量が多く、身体を大きく動かすアクティビティのため、身軽であることが条件となります。
ですから、「透湿性」や「動きやすさ」、「軽量・コンパクト性」が重視されます。
「整備された里山トレイル」であれば、強い雨風にさられる場面はそれほど多くないので「防風性・耐久性」は少し低くしています。
おすすめのレインウェアは、ザ・ノース・フェイスの「ストライクトレイルフーディ」です。
製品名 | ストライクトレイルフーディ |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿性 | 40,000g/m2-24h(B-1法) |
素材 | 7D HYVENT® Flyweight |
生地の厚さ | 7デニール |
層 | 3 |
重さ | 115g(Lサイズ) |
サイズ | ― |
動きやすさ | 独自の人間工学に基づいた動きやすいパターン設計 |
値段 | ¥14,630(税込) |
特記 | ― |
「ストライクトレイルフーディ」の最大の特徴は、「透湿性」と「軽量・コンパクト性」。
透湿性は40,000g/m2-24h(B-1法)で、レインウェアの中でもトップクラスです。
また、重さは115gで、軽量のウインドシェルとほとんど変わりません。
「整備された里山トレイル」×「トレラン」というシチュエーションであれば、その「透湿性」と「軽量・コンパクト性」を最大限に生かすことができます。
一方で、ドローコードや袖口のベルクロなどは省略されており、生地も薄いので、雨風の強い状況での使用はおすすめできません。
⑩「樹林帯」×「トレラン」におすすめのレインウェア
⑨のシチュエーションとほとんど変わりませんが、樹林帯ということで耐久性を少しアップさせました。
おすすめのレインウェアは、モンベルの「バーサライト」です。
製品名 | バーサライト |
耐水圧 | 30,000mm以上 |
透湿性 | 43,000g/m²・24hrs(JIS L-1099B-1法)(参考値) |
素材 | ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー® ファブリクス(防水仕様)2レイヤー[表:10デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ] |
生地の厚さ | 表:10デニール |
層 | 2 |
重さ | 134g |
サイズ | 6×6×12cm |
動きやすさ | 独自のカットパターン「K-Mono カット」 |
値段 | ¥14,600 +税 |
特記 | ― |
「バーサライト」のキャッチコピーは「Light & Fastを追求した究極のコンパクトモデル」です。
その名のとおり、軽く速く移動したいという願いをかなえてくれる一着です。
134gと軽量であるにもかかわらず、細部のつくりにも妥協がありません。
フードや袖口、腰回りに調整機能がついていて、身体にフィットし、雨や風の侵入を防ぐことができます。
⑪「標高2000m以上」×「トレラン」におすすめのレインウェア
「標高2000m以上」ということで「耐水圧」・「防風性・耐久性」を少しアップさせました。
おすすめのレインウェアは、Teton Bros.(ティートンブロス)の「FEATHER RAIN FULL ZIP JACKET 2.0」です。
製品名 | FEATHER RAIN FULL ZIP JACKET 2.0 |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿性 | 20,000g/m²・24hrs |
素材 | ー |
生地の厚さ | 15デニール |
層 | 3 |
重さ | 175g |
サイズ | ― |
動きやすさ | 4方向のストレッチ |
値段 | ¥26,000 |
特記 | ― |
「FEATHER RAIN FULL ZIP JACKET 2.0」が優れているのは、「軽量・コンパクト性」と「動きやすさ」。
わずか175gと軽量でありながら3レイヤーで着心地もよく、4方向のストレッチがきいているので、トレランにはもってこいの一着です。
耐水圧20,000mm、透湿性20,000g/m²・24hrsとこちらも申し分ない数値です。
ただ、生地は15デニールと薄く、袖口のベルクロもないため、雨風が強く寒くなることが予想される場合は使用を控えるのが賢明です。
その場合は、「耐水圧」や「防風性・耐久性」の高いモデルに切り替えましょう。
まとめ
今回は、シチュエーション別におすすめの登山用レインウェアを紹介しました。
最後におすすめのレインウェアを表にまとめてみます。
自分が今後どのようなシチュエーションで活動を行っていきたいかを考え、それにあったレインウェアを探していくのが一番の近道です。
今回紹介したレインウェアは、ほんの一部です。
自分が気に入ったレインウェアがあれば、実際に使用できる機能をもっているかどうかを確認していき、最高の一着を見つけ出しましょう。