世界の登山用靴下メーカー

登山用靴下の人気メーカー一覧!スマートウールやfitsほか

  • 2020年9月22日
  • 2020年9月23日
  • 登山服
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お店で登山用靴下を選ぼうと思ったら、色んなメーカーの靴下がずらり。
たくさんあってよく分からないから、とりあえずネットで調べたら、もっとたくさんのメーカーがでてきて途方に暮れてしまったという人もいるはず。

 

はじめは、お店の人のおすすめを買うのもありですが、登山用靴下はそれほど安くはないので、せっかくなら納得して選んだものを買いたいですよね。

 

実際に登山用靴下を選ぶにしても、まずはどういうメーカー(商品)があるのかを知らなければ選ぶことはできません。
そこで、今回は登山用靴下のメーカー一覧をつくってみました。

 

それぞれのメーカーヒストリーや靴下の特色を載せています。
これを読んで、ヒストリーに共感したメーカーや、気になる機能を持つ靴下を候補として選んでもらえればと思います。

 

登山用靴下をつくっているメーカー20選

登山用靴下をつくっているメーカーは、靴下を専門につくっている会社もあれば、アウトドア製品全般を扱っている会社もあります。
日本からは9社、海外から11社で、あわせて20社を選びました。

 

紙の繊維を使ったメーカーや、高品質なメリノウールにこだわるメーカー、一歩踏み出すたびに外に湿気を逃がす設計をしているメーカーなど、色んな特色をもつ会社を集めています。

 

それでは、日本の9社からチェックしていきましょう。

日本の登山用靴下メーカー

①ヤマチューン(YAMAtune)

本社:北海道川上郡
創業年:1963年
会社名:ヤマツネ

 

メーカーヒストリー:
1963年にニット製品製造会社「ヤマツネ」として名古屋で創業。高度経済成長をむかえる日本では作業に適したより実用的なものが求められ、それがヤマツネの製品品質を向上させていくこととなります。2014年、ライフスタイル向けソックス専門店「YAMAtune(ヤマチューン)」を出店。
参考:ヤマツネ

 

靴下の特色:
独自開発のDual Arch Support System(足底の前後に分割したサポートシステム)が採用されていて、足裏にかかる負担を軽減し、長時間の運動をサポートしてくれます。

 

 

②R×L

本社:埼玉県富士見市
創業年:1982年
会社名:武田レッグウェアー株式会社

 

メーカーヒストリー:
現社長は17歳のときに靴下メーカーに就職するも、42歳のときにその会社が靴下事業を廃業することとなりました。そこで、その靴下事業を引き継ぎ、埼玉に会社を設立。1997年、世界で初めて左右立体別形状の靴下を完成させます。
参考:R×L

 

靴下の特色:
まずは、左右立体別形状であること。
そして、メリノウールに、高耐久性素材コーデュラ®ナイロンを混紡し耐久性を7倍までアップさせています。また、パーツごとに厚みを変えることで、フィット感を高めながら擦れやすい部分を強化しています。

武田レッグウェアーは、左右非対称の靴下「R×L SOCKS」を扱う靴下メーカーです。特許を取得した編み方だからこそ実現し…

 

③c3fit(シースリーフィット)

本社:東京都
創業年:1951年
会社名:Goldwin

 

メーカーヒストリー:
2019年、Goldwinブランドのコレクションの1つとして誕生。
3つのCは「Compression、Conditioning、Comfort」を表しています。
Goldwin自体はもともと富山県発祥の企業で、会社の製品が東京オリンピックに使用されるなどの実績もあります。ザ・ノース・フェイスなどの海外メーカーと提携し、アウトドア製品の販売なども行っています。
参考:c3fit

 

靴下の特色:
ロングトレッキングからトレイルラン向きの商品までラインナップは結構充実しています。
また、アーチサポートや5本指ソックスなど機能も充実しています。
中でも注目したいのは、紙の糸を使用して作られた靴下。吸湿性が高く、肌をドライに保つことができるそうです。

Goldwin Online Store

ゴールドウインのペーパーファイバー5本指ソックス(C3fit/ユニセックス)(GC29332)- 株式会社ゴールドウイン…

 

④caravan(キャラバン)

本社:東京都
創業年:1954年
会社名:株式会社キャラバン

 

メーカーヒストリー:
終戦からほどなく、マナスル初登頂のために制作したのが「キャラバーンシューズ。」それがキャラバン創業のきっかけとなり、その後日本の大衆登山ブームとともにキャラバンの靴が広まっていきます。
キャラバンの社史は単純に読み物として面白いです。
参考:キャラバン

 

 

靴下の特色:
キャラバンの一番の売りは「RLソックス」シリーズでしょう。
左右別の立体成形でフィット感の高いつくりとなっています。
また、ヒールのクッション性を高めたり、足首にフィットし、靴ずれを予防する機能などを盛り込んだりしています。

登山靴/トレッキングシューズ/登山ギアのキャラバン公式(通販)サイト

HOME キャラバン ソックス テクノロジー ※これらの特長はモデルによって異なり、すべてのモデルに該当するものではあり…

 

 

⑤mont-bell(モンベル)

本社:大阪市西区
創業年:1975年
会社名:株式会社モンベル

 

メーカーヒストリー:
1975に雑居ビルの1室から始まったモンベル。
はじめに作った製品は意外にもスーパーマーケットでのショッピングバッグ。
その後、寝袋や雨具など高性能な製品をぞくぞくと生み出し、今日の地位を築いています。
参考:編集人 前田賢紀, 『モノ・マガジン 7-16号』, 株式会社ワールドフォトプレス, 2017年

 

靴下の特色:
モンベルのラインナップの豊富さには驚きます。
ソックスだけでも、トレッキング用、ウォーキング用、トラベル用、自転車用、クライミング用、アルパイン用などと別れていて、さらにトレッキング用の中でも素材や厚みの違うものが豊富に用意されています。

 

 

⑥CROSSPRO(クロスプロ)

本社:大阪市西区
創業年:1934年
会社名:岡本株式会社

 

メーカーヒストリー:
1934年に奈良県で創業し、紳士・婦人から子供用までのスポーツソックス、ファッションソックス、ストッキング、タイツなどを生産してきた会社です。
クロスプロは、その中で、トレッキングやランニングなどのスポーツに特化したブランドです。
参考:クロスプロ

 

靴下の特色:
クロスプロの一番の特色は「サポート性能」です。
「3D Fitter ARCH PANEL」と呼ばれるサポート機能は、足裏のアーチを押し上げて足の負担を軽くするというもので、アーチの押し上げる力は一般的なソックスの約30倍もあります。

 

⑦finetrack(ファイントラック)

本社:兵庫県神戸市
創業年:2004年
会社名:株式会社finetrack

 

メーカーヒストリー:
神戸の住宅地の一軒家から創業し、肌をドライに保つベースレイヤーである「ドライレイヤー」を開発。現在は、ウェアだけでなく、テントや寝袋まで幅広い商品の開発を行っています。社員自らがフィールドで商品を使用して改善を行っており、「遊び手が創り手」というマインドを大切にしているメーカーです。
参考:ファイントラック

 

靴下の特色:
一番の特徴は「ソックスレイヤリング」です。
ソックスを重ね履きすることにより、よりスムーズで汗処理を行い、肌をドライに保つシステムです。
繊維の開発にも力を入れていて、天然繊維のメリノウールやシルク、ラミーと化学繊維のポリエステルをハイブリッドしたものなどを使用しています。これにより、天然繊維と化学繊維のそれぞれの強みが生かされています。

ファイントラックは、ウエアと同様にソックスのレイヤリングシステムも考案しました。運動中は常に発汗し、外からの水の侵入も受…

 

⑧ハリソン

本社:1966年
創業年:兵庫県加古川市
会社名:株式会社ハリソン

 

メーカーヒストリー:
1966年にスタートし、有名ブランドやセレクトショップでの生産も請け負っている老舗ブランドです。
登山用靴下だけでなく、日常のカジュアルな靴下も数多く販売しています。
とくにアーガイルソックスはハリソンの代名詞ともなっています。
参考:ハリソン

 

靴下の特色:
登山用靴下に使用している繊維は、吸汗速乾性と保温性に優れたドイツ生まれの「乾式アクリル繊維ドラロン」や「メリノウール」。
フィット感を大切にした丁寧なつくりにこだわっています。

ハリソン靴下通販(HALISON)の「登山靴下/アウトドアソックス」カテゴリー一覧です。…

MODERN BLUE

HALISONの靴下ってなんでこんなに履き心地がいいのだろう? 創業90年、ずーっと靴下を作り続けてきたメーカーだからも…

 

⑨itoix(イトイエックス)

本社:福岡県福岡市
創業年:2015年
会社名:itoix(イトイエックス)

 

メーカーヒストリー:
和紙繊維の可能性を追求し続けてきた企業「イトイテックス」。
和紙糸・和紙布にて特許を取得し、和紙に関する商品を世に送り出しているメーカーです。
2018年12月から、株式会社Itoitex(イトイテックス)が株式会社itoix(イトイエックス)へと変更されています。
参考:イトイテックス

 

靴下の特色:
最大の特徴は、和紙が繊維として使用されていることです。
和紙の主原料は「マニラ麻」で、表面に無数の孔があいていており、これが登山用靴下として多くのメリットをもたらしています。
メリットとしては、「高い吸水性・ドライ感」、「高い耐久性」、「超軽量」、「高い消臭性」などです。

全てのアスリートのトップギアに。 和紙の靴下でムレ知らず/一流アスリート愛用のランニングソックス/吸水性・ドライ感・高強…

 

続いては、海外11社の紹介です。

世界の登山用靴下メーカー

⑩smartwool(スマートウール)

本社:アメリカ
創業年:1994年
会社名:?

 

メーカーヒストリー:
アメリカで生まれたスマートウールは、もともとスキーをするときにつま先が冷えない靴下の開発から始まりました。その開発中に、メリノウールのメリット(吸湿発散性や体温調節機能、消臭性など)に注目し、商品化に至ります。靴下にメリノウールを使用した最初のメーカーです。
すべてのアイテムには、購入から2年以内に満足できない場合は返品可能という100%満足保証が付いていて、自信の表れを垣間見ることができます。
参考:スマートウール

 

靴下の特色:
快適性、フィット性、耐久性を高めるために、随所に工夫がなされています。
例えば、「4 Degree™ Elite Fit System」により、かかとの上下、アーチの下、甲の間にしっかりとフィットするように設計されています。

 

 

⑪POINT6(ポイント6)

本社:アメリカ
創業年:?
会社名:?

 

メーカーヒストリー:
スマートウールを創業したピーターとパティのデューク夫妻が、さらに強くて機能的な靴下を求めて立ち上げたのが「ポイント6」。
ポイント6の靴下は、体温が華氏98.6度(摂氏37度。西洋人の平均的な体温)を維持することを目的としていて、この小数点“6度”が名前の由来になっています。
参考:ポイント6

 

靴下の特色:
1つは「スペシャルメリノウール」といって、均一の太さに厳選されたメリノウールが使用されていて、通常のメリノウールよりも肌ざわりや耐久性が向上しています。
もう1つは、「37.5テクノロジー」で、身体から発生する赤外線を利用して汗の蒸発を促進し、速乾性を高める技術です。

 

⑫DARN TOUGH(ダーンタフ)

本社:アメリカバーモント州
創業年:2004年
会社名:Cabat Hosiery Mill

 

メーカーヒストリー:
アメリカバーモント州で3世代にわたってタフで快適なソックス作りを続けてきたCabat Millが、2004年に生み出したのが「ダーンタフ」。
ダーンタフの商品はとくに耐久性に優れていて、なんとすべての商品に生涯保証がついています。
参考:ダーンタフ

 

靴下の特色:
まずはその耐久性。
市場のアウトドアソックスブランドと比較して7倍の耐久性が実証済みです。
また、高品質なメリノウールが使用されていて、伸縮性のあるアーチサポートやつま先部分シームレス化によりサポート感やフィット感も高いです。

 

 

⑬THORLO(ソロ)

本社:アメリカ
創業年:1953年
会社名:?

 

メーカーヒストリー:
1953年にアメリカで創業したスポーツソックス専用のブランド。
もともとは軍用ソックスの会社でしたが、2代目の社長のときに「スポーツに専用シューズがあるように、ソックスも専用設計されるべき」という考えから開発が始まりました。
それまで分厚いことが正義とされていた登山用靴下でしたが、部位によって厚みや編み方を変えてクッション性やフィット感を向上させました。
機能性ソックスをいち早く世の中に提供したメーカーです。
参考:ホーボージュンら, 『山岳大全シリーズ① 山岳装備大全』, 株式会社山と溪谷社, 2011年, p.107-114.

 

靴下の特徴:
ソロと言えばTHORLO®Pads(ソロ・パット)。
THORLO®Pads(ソロ・パット)は、細く密に編込まれたパイル状の耐久性と復元性の高いパットで、クッション性に優れています。
また、高い速乾性で肌をドライに保つTHOR・WICK®(放熱速乾素材)という技術も使われています。

 

⑭FITS(フィッツ)

本社:アメリカテネシー州
創業年:2010年
会社名:?

 

メーカーヒストリー:
2010年にアメリカテネシー州で誕生したメーカー。
『THE PERFECT FIT IS OUR DNA ~パーフェクトフィットこそが我々のDNA~』を
スローガンにかかげていて、名前の通り「フィット感」に妥協のないメーカーです。
参考:フィッツ

 

靴下の特徴:
なんといっても抜群のフィット感です。
立体的につくられたつま先、深いヒールポケット、段階的なコンプレッションを与えるふくらはぎ部分というように、高いフィット感が得られるために細かい工夫がなされています。
また、高品質なメリノウールが使用されています。

 

⑮THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)

本社:アメリカカリフォルニア州
創業年:1966年
会社名:THE NORTH FACE

 

メーカーヒストリー:
1966年、質の高い装備を通販や軍隊放出品で探すことに疲れ果てた若手クライマーが、数千ドルを投じて設立したのが「ザ・ノース・フェイス」のはじまり。
ウェアだけでなく、テントやザック、シューズなどアウトドア商品を幅広く手掛けています。
レインウェアにゴアテックスをいち早く取り入れたり、世界初のドーム型テントを開発したりと先進的な商品開発に取り組むメーカーです。
参考:ザ・ノース・フェイス

 

靴下の特徴:
ポリエステル糸の周りにメリノウール繊維を巻き付けたハイブリッドの繊維を使用していって、ウール特有の保温調湿性を維持しながら一般的なウールと比較して4倍の強度をも落ちます。
また、トリプルアーチサポートによって、足底の縦と甲の横アーチをテーピング効果でサポートし、長時間歩行時のアーチのくずれを軽減してくれます。

 

⑯injinji(インジンジ)

本社:アメリカカリフォルニア州
創業年:1999年
会社名:?

 

メーカーヒストリー:
1999年に、アメリカカリフォルニア州で創業したインジンジ。
世界で圧倒的なシェアを誇る5本指ソックス専門メーカーです。
トレイルランなどのアクティビティに関する商品が特に強い印象です。
参考:インジンジ

 

靴下の特徴:
なんといっても「5本指ソックス」。
解剖学的に設計された5本指ソックスは、肌と肌の摩擦を排除し、つま先を保護してくれます。そして、つま先が分離され、適切に位置に広げられることで、体重が均等に分散されます。さらに、それぞれのつま先は吸汗速乾素材で包まれているため、足はドライな状態が保たれます。
またクールマックスやヌーウール(オーストラリアの最高級ウールから作られたインジンジ独自のメリノウール)など繊維の開発にも余念がありません。
参考:

https://www.injinji.com/

What are the benefits of toesocks? Injinji toesocks prevent …

 

⑰DexShell(デクシェル)

本社:中国上海
創業年:2010年
会社名:?

 

メーカーヒストリー:
デクシェルは、2010年に上海で誕生。
高性能な防水透湿皮膜「ポレール®」を採用した革新的なグローブやソックスを開発し、瞬く間に世界へと広がっていきました。優れた防水・透湿性と他にはないソフトな風合いが特徴です。
参考:デクシェル

 

靴下の特徴:
デクシェルのソックスの最大の特徴は「防水透湿性」。
デクシェルのソックスはすべて、アウター、ライニング、インナーの防水透湿三層構造となっています。アウター素材は耐摩耗性に優れたナイロン、ライニングは高性能防水透湿皮膜「ポレール®」が採用されています。インナーには、バンブーレーヨンやクールマックス®、メリノウールなどの素材が使用されていて、肌を快適に保ちます。
足元が水に濡れることが想定されてシチュエーションでその機能が最大限に発揮されそうです。

登山靴/トレッキングシューズ/登山ギアのキャラバン公式(通販)サイト

キャラバンの公式(通販)サイトです。「brand : Dexshell(デクシェル)| 防水ソックス/防水グローブ | …

 

⑱icebreaker(アイスブレーカー)

本社:ニュージーランド オークランド
創業年:1995年
会社名:?

 

メーカーヒストリー:
アイスブレーカーは、創業者があるメリノ羊農家に出会ったところから始まります。
その農家がつくった100%メリノウールのTシャツのプロトタイプに驚き、アウトドアウェアとしてのメリノウールの可能性に気が付きました。
現在では、ニュージーランドだけでなく世界に商品を供給するグローバルブランドへと成長しています。
参考:アイスブレーカー

 

靴下の特徴:
アイスブレーカーが使用するのは、ニュージーランドの南アルプスで育てられるメリノ種羊の毛です。厳しい環境で育ったニュージーランド産のメリノ種のウールは、世界最高品質と言われていて、アイスブレーカーの使用するウールも極細で上質なものです。
靴下は、メリノウールにナイロンなどを混紡し、強度や伸縮性を高めています。また、部位によって厚みを変えることでクッション性や通気性を高めています。

 

⑲Bridgedale(ブリッジデイル)

本社:イギリス
創業年:?
会社名:?

 

メーカーヒストリー
ウォーキングや登山、スキーなどのアウトドアスポーツのテクニカルソックスの設計・製造を行っているメーカーです。
3つの原則、Fit(フィット)、FusionTech(独自の糸と編み技術のブレンド)、Guarantee(保証)をもとに生産しています。
参考:ブリッジデイル

 

靴下の特徴:
ブリッジデイルの「フュージョンテクノロジー」は、独自の糸と編み技術のブレンドです。天然糸を組み合わせ、高性能マイクロファイバーで包みこむというものです。
例えば、FusionTechメリノコンフォートは、繊細なメリノウールとテクニカル合成繊維をブレンドしたもので、メリノウールだけのものよりも速乾性や耐久性に優れています。
その他にもアーチサポートや、フィット感も増す工夫が随所になされています。

Bridgedale

Bridgedale Fusion Technology is the unique blend of yarn and…

 

⑳X-SOCKS(Xソックス)

本社:スイス
創業年:?
会社名:X-BIONIC

 

メーカーヒストリー:
機能性ソックスの中でも注目なのが、「Xソックス」。
「Xソックスは“呼吸するソックス”というテーマを掲げ、独自の通気・冷却テクノロジーを使って素足の快適性と運動能力を追求しているブランド。」
引用:ホーボージュンら, 『山岳大全シリーズ① 山岳装備大全』, 株式会社山と溪谷社, 2011年, p.107-114.

 

靴下の特徴:
Xソックスは他社にはない独自のシステムが組み込まれています。
その一つが「エアー・コンディショニング・チャネル」。
土踏まずから足の内側を沿って、履き口までつながるチャネルで、足裏に発生する湿気を一歩ごとに排出し、新鮮な空気を送り込むことができます。
参考:ホーボージュンら, 『山岳大全シリーズ① 山岳装備大全』, 株式会社山と溪谷社, 2011年, p.107-114.

X-BIONIC

Die X-Socks® Trek Outdoor Socken wurden entwickelt, um Trage…

 

まとめ

今回は、登山用靴下のメーカーの一覧をつくりました。
それぞれのメーカーの製品づくりに対する姿勢が知れて、私自身も勉強になりました。
ヒストリーに共感したメーカーや、気になる機能を持つ靴下は見つかったでしょうか?

 

もし、まだ迷っているようであれば、まずは「国産」や「知っているメーカー」などを候補にするのもいいでしょう
登山用靴下の実際の選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

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